王様とマッシュくんの子育て記録

男子中学生の子育て 長男王様と次男マッシュくんの成長記録

英検対策始めます

王様とマッシュくんはKUMONに通っています

先程KUMONの先生から

王様は英検4級を6月に受けますか?それとも10月にしますか?

とメールがありました

 

6月だとあとひと月しかありません

10月だとあと5ヶ月もあります

 

王様は6月を選びました

自信があるからではありません

10月まで英検の勉強頑張れないからです

己を知っています

 

あとひと月で正答率を10%程上げないと合格できません

ひと月しっかり頑張れば  可能だと思います

 

KUMONの宿題量を抑えて

英検対策を頑張ってもらいましょう

 

すると王様

『ママ 明日から一緒にリスニング対策やろう』

と言ってきました

 

『ママと一緒に頑張れば また合格出来ると思う

一緒に頑張ろうね』

 

なんて可愛いこと言うんでしょうと

言いたいところですが

これ まんまと王様の口車に乗せられるやつです

 

分かっていても

乗るしかないので 乗ります

合格してもらいたいので

 

 

高校受験までにせめて3級までは取って欲しいところです

英語だけは頑張ってて欲しいのです

 

海外留学を視野に入れています

これは私の願いではなく

王様は日本に向いてないので

海外を選択肢に入れた方が賢明だという判断です

王様自身には 今のところ 現実味はなさそうです

 

しかしながら 時々

『ぼくハーバード大学行こうかな』

と口にします

それなら英語頑張った方がいいよ

とアドバイスします

 

そしたら

『ハーバードに来るレベルの人は 日本語くらいできるだろうから コミュニケーションは取れるよね

だからぼくあえて英語しないでおこうかな 』

とのことでした

 

あっぱれです

 

 

 

 

 

 

 

久しぶりの涙

珍しくマッシュくんが帰宅後 静かです

お腹は空いているようで おにぎりやお菓子は食べていましたが

静かです

心配です

普段おしゃべりな人が黙っていると怖くなります

 

あえて何も聞かずにそっとしていたら

iPadでバスケのYouTubeを見せてきて

『先生にシュートの時に体を捻るなって めっちゃ怒られたんだけど

こんな風にカリーだって捻るし 実際シュートは決まるし 納得できない』

と言うのです

かわいい中一です

 

私は子どもたちのバスケを7年ほど見てきましたが

ルール以外よく分かりません

ルールも分かっているか怪しいレベルです

学生の時は吹奏楽部でしたし 基本勉強が大事と思っていたので

スポーツとは無縁の人生を送ってきました

スポーツ観戦のセンスもありません

動画見ても 実際よく分かりません

 

マッシュくんは悔しくて涙をこぼしています

滅多に泣かないマッシュくんが泣くと

私の心も締め付けられます

マッシュくんが最後に泣いたのは 2年以上前だったと思います

冷静を装いますが 内心パニックです

 

私はすぐに王様の友達のお母さん(私の元同僚)にLINE

こっそり助けを求めました

『一年生なのに 先生から直接指導してもらえるなんて凄いじゃん』

と返事が来ました

 

マッシュくんのことを誰かに相談したことがバレると 怒られるので

彼女の言葉をあたかも自分が思いついたように マッシュくんに伝えました

 

先生はマッシュくんに期待してるから 

もっと上手くなれると思ったから

シュートフォームを修正するように言ったんだと思うよ

 

納得していない様子でしたが

マッシュくんに自分で受け止めて

自分で考えて 乗り越えて欲しいので 

またそっとすることにしました

 

 

夫が帰宅して 2人でお風呂に入っていました

シュートフォームの話をしているようでした

 

夫は小中高 サッカーをそこそこ本気でやっていたようで

酔っ払った時に

『俺はまだサッカーを辞めてない』

と言っていました

ちなみに出会って20年

一度もサッカーをしている姿を見たことはありません

 

夫は先生の指摘を理解できるようで

マッシュくんにここが悪いとか色々注意していました

今日のマッシュくんには 責めるようなことは言わないで欲しいところですが

責め倒していました

それが夫です

 

マッシュくん さらに不機嫌です

そこへ夫がたたみかけます

『お前が怒るなよ!怒りたいの先生だからな!』

夫の立場がよく分かりません

 

私は火に油を注ぐ夫を注意したいのを我慢し

マッシュくんに 

今日はとにかく早く寝るようにと言いました

 

起きたらいつも通りのマッシュくんだったので

気持ちはもう乗り越えたと思います

 

 

夫のアドバイスが良かったかどうかは お察しの通りです

 

 

 

絵を上手く描く方法

あまり絵が得意ではない王様

そんな王様がマッシュくんに美術の時間に絵を上手く描くための方法を教えています

聞かれてもいないのに 勝手にアドバイス

たまには兄らしくありたいのでしょうか

 

『先生!ここが上手く描けませんって言ってね

カッシー(先生の愛称)にちょっと描いてもらうわけ それを何回も繰り返す』

 

そんな方法 あるんですね

人生で1度も思いついたことがありません

人を使うのが上手い王様ならではの考え

 

『だから 去年の僕の絵 ほぼカッシーが描いた絵だよ 上手いって思ったでしょ?』

なんの自慢でしょう

それに1度も王様が描いた絵を見たことないです

 

『カッシーにちょっと描いてもらって

あぁやっぱり先生上手いですね〜次、ここはどうしたらいいですか?

っていうとカッシー喜んで どんどん描いてくれるから 有難いよ』

 

あぁどんな大人になるのか 怖いです

 

美術の先生は定年まであと2年

加齢臭とタバコとコーヒーが混ざった強烈な臭いを放ってるらしいですが

それさえ我慢すれば良いとのこと

 

 

ちなみにマッシュくんは絵を描くのが好きな方なので

そのアドバイス 要らなそうです

全然食いついていませんでした

 

食いついたのは私でした

今日もblogのネタをありがとう

 

 

 

立場逆転

毎日仕事終わりに子ども達を学校に迎えに行きます

昨日は車に乗るなり 王様が『足が痛い』と言うのです

部活中は全然大丈夫だったけど 終わったら急に痛くなったとのこと

バスケ中は アドレナリン全開なのでしょう

 

家に着いて車から降りると足を引きずっています

来月は交流戦や県大会もあるので

痛みはその日のうちに 解決しておきたいところです

 

家の近くで私の義弟が整骨院を経営しています

義弟もバスケットをしているので 治療やメンテナス、トレーニングだけでなく

プレイについても色々とアドバイスしてもらっています

王様やマッシュくんにとって 最高の環境です

 

このまま整骨院に行くことを勧めたのですが

王様は面倒な様子

『明日も痛かったら行く』

と言うのです

 

するとマッシュくんが

『お前またそんなこと言う!今痛いんだから、今行っとけって!』

とちょっと怒りながら 王様に言いました

 

どうするのか 様子をうかがっていたら

『うんわかった ママごめんだけど 整骨院に乗せて行ってくれない?』

すんなり受け入れました

 

兄と弟の立場 逆転して 完全に成立しました

 

年子なのであまり2人の上下関係を意識することなく

育ててきましたが

私以上に子どもたちの方が気にしていないのでしょう

 

今となっては体もマッシュくんの方が大きくて

いろんな面でしっかりしているので

王様のお世話もきっちりやってくれて マッシュくんが兄のようです

私はマッシュくんに感謝しかありません

 

そして それに苦言を呈さず すんなり受けれ入れてしまう王様の寛大さ(あえての表現)に感服

王様はしっかりした弟がいて ラッキーとしか思っていないでしょう

 

2人の関係がちょうど良くて 

なんだか面白い

 

大方 王様がマッシュくんに助けられていますが

マッシュくんは王様がいないと不安なこともあるようです

世の中うまくできています

 

やっぱり私はマッシュくんを頼って生きていこうと思います

 

 

楽しいを基準に生きる

マッシュくんと同い年の従兄弟 四角四面くんは

全寮制の進学校に入学しました

 

マッシュくんが

『僕も四角四面くんと一緒の中学校に行けばよかったかな』

と言ってきました

 

四角四面くんは勉強することが好きで

難しい問題を苦しみながらも最後まで諦めずに解くことができます

進学校向きの男子です

目の前の欲望を叶えたいタイプのマッシュくんには

向いていないような気がしますが 一体何を思ったのでしょう

 

『寮だから 自由時間に友達とカードゲームできるらしいよ めっちゃ楽しそうだよね』

 

やはりそうでした

マッシュくんは何でも楽しそうに見えてしまうようです

 

1日に何時間も勉強をして その隙間時間にカードゲームをすることもあるわけで

決して 一晩中遊んでいるわけではないのですが

マッシュくんの頭の中は 楽しい想像を繰り広げています

 

いろいろ言いたい気持ちをグッと堪えて

受験して合格したら 高校から同じところにいけるよ と教えました

 

『それはいいや 僕 高校は東京行くから』

 

中学卒業後はこの辺にいるつもりはないんですね

さらに楽しいことを見つけるようです

 

私が提案しなくても 進路は自分で見つけてくれそうです

 

楽しいかどうかを選択基準にするのは

甘いとか ぬるいとか 言われそうですが

人生楽しんだもの勝ちなので

この感覚をずっと持ち続けて欲しいと思います

 

今も彼は庭で

バスケ、サッカー、Sボードを交互に楽しんでいます

1人でも楽しそうです

 

 

どちらが正しいか

先日も書きましたが

王様は毎晩寝る前に 私にニキビ治療薬を塗らせます

私の都合は気にせず 自分のタイミングだけで

私に塗布を強要します

 

毎日ちゃんと薬を使うのでほとんどニキビができなくなっています

ニキビを治すだけでなく ニキビをできにくくする作用のある薬です

 

マッシュくんにも薬を塗るように言うのですが

忘れて寝てしまうことが多いです

自分でやりたいようで 私には塗らせてくれません

 

昨日王様に塗りながら

マッシュくんも毎日塗ったら良くなるのになぁ

と話していたら

『マッシュも僕を見習ったほうがいいよね』

と偉そうです

 

いやいや 自分で塗ってから言って欲しいわ

と私が言うと

『でもママよく考えてみて 毎日ママに声かけできてる僕 偉くない?

毎日欠かさずに僕が言うから ママも忘れずに塗って こんなにニキビ良くなったんだよ』

 

確かに!王様偉いわ!

と言ってしまいました

 

こうやって私はいつも王様の口車に乗せられるのです

これは一種の才能なのかもしれません 

 

自分で塗るというマッシュくんの自主性は大切だし

尊重したいです

でも使わない薬は効きませんから 

王様の方が正しい気がしてきます

 

マッシュくんにも強制的に今日から私が塗ってみようと思います

 

 

 

 

 

有り余るエネルギー

入学式から2週間

マッシュくんは誰がどう見ても中学生です

学校や部活、クラスメイトにもすっかり慣れて

マッシュくんらしく 楽しみ過ぎておられます

 

何ならマッシュくん 既にエネルギーが有り余ってます

 

やりたいことを楽しんで

その上 周りもよく見えていて

さらに気配りもできています

 

毎日部活の後も王様と庭でシューティングや1on1

パパが帰宅する前にお風呂を済ませたいので

王様を先にお風呂に入らせて 自分が率先して片付け

王様の制服もバスケバッグから出して ハンガーにかけてあげます

 

私が「あまり王様を甘やかさないでよ」

というと

「王様 僕にちゃんとありがとうって言うから大丈夫だよ」

って どっちが兄か もはや不明

 

王様はこの一年まともに制服(特にズボン)をハンガーにかけられたことがありません

でもマッシュくんは完璧です

ベルトもちゃんと横にかけています

よくできた息子です

 

先週試合にも連れて行ってもらったのですが

先輩たちのサポートを頑張っていました

顧問との連絡役も買って出ていました

 

昼ごはんを3年生と2人きりで別な場所で食べていたので

理由を後から聞いたら

『先輩の悩みを聞いてた』

とのこと

おそらく聞き役に徹したのでしょう

 

学校や部活のことも事細かく

ユーモアを交えて 話してくれます

 

中一でここまでくると

この辺りの田舎の高校では

マッシュくん 満足できないのでは?と思ってしまいます

県外に刺激を求めて 出ていきそうです

 

私は王様を国外に出したいと考えていましたが

マッシュくんの方が必要かもしれません

有り余るエネルギーの放出場所を

これから探してみようと思います

 

体も日に日に大きくなって

学ランも今年の冬にはもう入らないかもしれません

肩の強さも大谷翔平くんに追いつきそうです

大谷くんの肩の強さを私は知りませんけど

バスケでは有り余りそうな発達具合です

 

これから私はマッシュくんに頼って生きていこうと思います