楽しいを基準に生きる
マッシュくんと同い年の従兄弟 四角四面くんは
全寮制の進学校に入学しました
マッシュくんが
『僕も四角四面くんと一緒の中学校に行けばよかったかな』
と言ってきました
四角四面くんは勉強することが好きで
難しい問題を苦しみながらも最後まで諦めずに解くことができます
進学校向きの男子です
目の前の欲望を叶えたいタイプのマッシュくんには
向いていないような気がしますが 一体何を思ったのでしょう
『寮だから 自由時間に友達とカードゲームできるらしいよ めっちゃ楽しそうだよね』
やはりそうでした
マッシュくんは何でも楽しそうに見えてしまうようです
1日に何時間も勉強をして その隙間時間にカードゲームをすることもあるわけで
決して 一晩中遊んでいるわけではないのですが
マッシュくんの頭の中は 楽しい想像を繰り広げています
いろいろ言いたい気持ちをグッと堪えて
受験して合格したら 高校から同じところにいけるよ と教えました
『それはいいや 僕 高校は東京行くから』
中学卒業後はこの辺にいるつもりはないんですね
さらに楽しいことを見つけるようです
私が提案しなくても 進路は自分で見つけてくれそうです
楽しいかどうかを選択基準にするのは
甘いとか ぬるいとか 言われそうですが
人生楽しんだもの勝ちなので
この感覚をずっと持ち続けて欲しいと思います
今も彼は庭で
バスケ、サッカー、Sボードを交互に楽しんでいます
1人でも楽しそうです